屋根は瓦とスレート、どっちがよい?

関西住宅販売では屋根をスレートと瓦から選べます♪

このページでは、管理人ゼッキーが自分の家に選んだ屋根についてご紹介しています。

関西住宅販売の場合、標準仕様で屋根を以下の2種類から選べます。

  • (メーカー:栄四郎)
  • スレート(メーカー:KMEW)

※普通グレードのクレアスとレガロではスレートのみが選べます。

この2種類のうち、ゼッキーの家の屋根はデザイン性からスレート屋根にしました♪

瓦屋根としては栄四郎瓦が選べます♪

関西住宅販売の標準仕様で選べる瓦は「栄四郎(丸栄陶業)」製の瓦です。

この栄四郎という瓦メーカー、日本三大瓦のカテゴリ:

  • 石州瓦(島根)
  • 三州瓦(愛知県)
  • 淡路瓦(兵庫県)

のうち、「三州瓦」に属します。

この三州瓦、特徴としては焼成温度が高く(1100℃以上)、耐火性に優れています。

三州瓦の中でも栄四郎は粘土から一貫して作っている唯一の瓦メーカーで、江戸時代創業という長い歴史を持ちます。

と、いうことで老舗の瓦メーカーとして、栄四郎瓦は折り紙つきと言えそうです。

栄四郎瓦の4つのラインナップ♪

栄四郎瓦の商品ラインナップのうち、ゼッキーの場合は瓦屋根を以下の4商品から選べました。

  • プラウドBB
  • ローマンLL
  • プラウドUU
  • プラウドプレイン

それぞれの商品の特徴は下の図をご覧ください。

関西住宅販売で選べる栄四郎瓦屋根

↑栄四郎の種類(栄四郎瓦のHPからお借りしました)

プラウドBBは昔ながらの瓦の特徴に近いなみなみな形状です。

ローマンLLとプラウドUUとプラウドプレインはいずれもフラットな形状でスレートに近いようなデザインです。この中でもプラウドUUはやや凹凸があり、プラウドプレインはほぼフラットなデザインが特徴です。

いずれのデザインも平米単価はカタログ価格で1万円ほどです。

これは後でご紹介するスレートのなんと約3倍の値段です。標準仕様内では瓦屋根を選んだほうがオトクと言えそうです。

スレート屋根♪

関西住宅販売の標準仕様で選べるスレート屋根は、KMEW製の「コロニアルクァッド」シリーズです。

下の画像をご覧ください。

関西住宅販売で選べるスレート屋根コロニアルクアッド

↑標準仕様で選べるスレート(コロニアルクアッド)の種類(KMEWのHPからお借りしました)

瓦屋根と違ってスレート屋根は凹凸のないシンプルなデザインが特長です。

釉薬の瓦屋根と違って塗装のスレートでは選べる色が豊富なので色のコーディネートがしやすいです。

ちなみにこのコロニアルクァッド、1平米あたり3500円程度です。

上で紹介した瓦の1/3程度の価格なので、上級グレードのエコア、アフィーノプランを選んだ場合には、スレートを選んだらちょっと損していると言えそうです。

瓦屋根とスレートの比較♪

家の屋根には瓦屋根スレート屋根のうち、いったいどちらを選ぶべきでしょうか?

耐久性を選ぶなら断然瓦屋根派です。

屋根が劣化して屋根の貼替え工事が必要となった場合、100〜200万円くらいはかかります。

このため、家のライフサイクルコストを考えるうえで耐久性はとっても大事です。

耐久性に優れるのは断然、です。セラミックの上に釉薬を塗り重ねて焼結しているため、数十年後でもほぼ劣化しません。

一方のスレートは塗装なので、時間が経つにつれてこの塗膜がはがれていきます。耐久性はには劣ります。

上でご紹介したコロニアルクァッドもスレートの中では比較的耐久性に優れた商品ですが、使用年数の経過に伴う劣化からは逃れられません。

下の図をご覧ください。

スレート屋根と瓦屋根の経年劣化比較

↑スレート屋根と瓦屋根の経年劣化比較(KMEWのHPからお借りしました)

瓦屋根は試験で30年相当まで外観の変化はほとんどないことが確認されています。

一方の、コロニアルクァッドシリーズのスレートは30年相当時点で色あせが生じます(KMEWはあまり目立たない、と言ってはいますが、裏を返せば多少は色あせがあるということです)

どうしてもスレートが良ければコロニアルグラッサを♪

よりもスレートがいい!という方に朗報です。

最近は技術開発が進み、瓦に負けず劣らずの耐久性を持ったスレートも出てきています。

KMEWの「コロニアルグラッサ」シリーズです。上の図にも出てきていますが、30年経過しても外観は変わないことが試験で確認されています。

ただし、残念ながらコロニアルグラッサ、お高いです・・・。

当然関西住宅販売の標準仕様では選べません。オプションが必要です。

関西住宅販売が今後頑張って標準仕様で採用してくれるのを期待しましょう♪

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